代車(プレオ+)のレビュー
先週の話ですが,インプレッサが車検に行ったので,代車が来ました。
プレオ+です。見ての通りミライースのスバル版ですね。
ちなみに…去年の12か月点検の時もプレオ+でした。
今回のは1300kmくらいしか走っていない新車同然のものでした。
見た目は,なんだか商用車みたいですね。ソリッドのホワイトなうえにミラーがプラスティック素地だからですかね?
今回は高速も走ってきました。
意外と足回りはいい感じでしたね。
ただ,やっぱりあまりよくありません。
イメージは2層のクッションです。
上段はユルユルのバネ,下段は硬めのゴム板です。
街中ではユルユルのバネのせいでロールがひどく運転してても酔いました。
高速ではゴム板の上で飛び跳ねているので突き上げで腰が痛くなります。
本当はユルユルのバネにしたいけどひっくり返るのが怖くてゴム板を敷いているのでしょう。
どっちつかずな感じて嫌ですね。
よかったのは,山道で意外と踏ん張るところくらいだと思います。
気になるのは,アクセルオフと同時にエンジンブレーキが利くような感覚がするところですかね。
ある程度加速してアクセルオフで惰性走行みたいな運転はできません。
速度を維持するためにはずっとアクセルを踏み続けないといけないです。
CVTの制御なのか回生発電のせいかはわかりません。
ただ,この制御のおかげで山道ではアクセルのコントロールでうまく走れるので良かったといえばよかったですが。
ちょっとした山坂道を走るのが楽しい車かもわかりません笑
最近の車はやっぱりアイドリングストップがついてますね。この車ももれなくです。
市街地でアイドリングストップを使うとどんどん車内温度が上がって不快ですね。
アイドリングストップ中は送風モードに切り替わってしまうので。
そしでダイハツのアイドリングストップは再始動の音がうるさいですね。
そして,再始動から発進のぎくしゃく感がひどいです。
なので,発進時にはあらかじめブレーキを踏みこんでエンジンを再始動させてました。
こうすればスムーズに発進できます。
自分の車なら,エンジンONの時点ですぐにキャンセルスイッチを押すと思います笑
続いて内装・装備編
この車,スマートアシスト(緊急制動システム)や前後のコーナーセンサーが標準装備です。
さらに,オプションのナビとリアカメラがついてました。
緊急ブレーキは試す勇気がないので,車線逸脱警告を試してみました。
結構けたましい音がしますね。
ほかにもオートハイビームアシストがついています。
これは,ハイビームアシストスイッチをONにしたうえでライトのレバーをハイビームの位置にしないとONになりません。
最後にこの車のクソなところを列挙します。
軽自動車だからしょうがないとか関係なく,細かいところでフラストレーションがたまりました。
- ドリンクホルダー
とにかくクソ。トヨタの子会社のくせに詰めが甘すぎ。
全席は左右のドア側のエアコン吹き出し口の部分にあります。このサイズが小さすぎ。
たぶん500mlのペットボトルやカンしか入らないよ。写真のように少し系の太いタンブラーは無理。
この車,ビジネスユースを狙ったグレードもあるくせにこれですからね。せめて牛乳パックが入らないと実用性は皆無です。(アルトは入ります。この車より設計古いのにね)
メーターの表示切替
これも本当に実用性がない。
トリップメーターからオドメーターに表示を切り替えたいなとか,燃費を見たいなと思うと表示を切り替えるのに何度もボタンを押さないといけません。
どうですか?ガラケーの文字入力じゃあるまいしといった感じです。
まあ,廉価グレードのメーターだからこうなっているっていうのもあります。
上位グレードだと,デフォルトの表示内容が多いのでマシになります。
あとダイハツ車って時計の表示がないのね。地味に不便です。
ナビの時計表示なんて小さくて見えないので,ちゃんとしたものがついてないとだめです。
- 無意味な収納スペース・使いにくい操作系
なんか,実用性の全くない収納がたくさんあります。カタログで収納箇所がたくさん!って書きたいがためのものだと思います。
特に無意味で不要なのがこれ
センターコンソールの部分にあるトレー。これが本当に邪魔。ボックスティッシュを置くことのできるスペースのようですが,こんなものつけるくらいならまともなドリンクホルダーをこの部分につけてくれ。さらに言うと,これが邪魔でサイドウォークスルーができそうでできない。
あと,インパネシフトと手で引くタイプのサイドブレーキの組み合わせね。これは,手の動作量が多くなるからだめ。インパネシフトにするなら足踏み式のサイドブレーキにしてください。この車,MTの設定無いから全車足踏み式にするのは簡単だと思います。アルトはMT使用があるからコスト的に厳しいでしょうが。
最後に...リアシートのヘッドレスト
そもそもミライースだと廉価グレードはオプションです。こういうところで手を抜くのはありえないと思います。
その点,プレオプラスでは全車標準装備になります。
ただ,そのヘッドレストもお飾りですね。
お前の座高が高いと言われればそれまでなのかもしれませんが,身長169cmの人間が普通に座ると,頭はヘッドレストではなく,その上にある内張りの出っ張りに当たります。この出っ張り,中身は空洞のようでフニャフニャしてます。本当に意味不明です。
ということでレビューは以上です。
ダイハツのミライースは,メーカーによれば良品廉価らしいですが,違うと思います。こういうのは,安かろう悪かろうといいます。
そして,開発者は設計段階で車に乗っていないのがバレバレです。
こんなものを売らないといけないスバルも気の毒ですね。
スズキもトヨタのグループに入りつつあるので,どこかの段階でせめてスズキからのOEMに切り替えてほしいところです。
最後に,この車を運転しながら雑談をした動画を共有します。
雑すぎますが,少しでも走行時の車内の様子が伝わればと思い撮りました。